一括見積もりサイトで引越し費用を節約する

  公開日:2016-06-20

最終更新日:

不透明でばらつきのある、引越し費用

家具や家電などの運送にかかる引越し費用は、

新しい部屋に移り住むときにほぼ必然的に必要になります。


金額も数万円単位でかかるので、かなりの負担感がある費用の1つです。


引越し費用の特徴は、業者によってかなりのバラつきがあるということです。


実際に、私が引越しをしたときに見積もりをもらった5社の金額を比べても、

2.3万円〜4.4万円と、かなりの幅がありました。


業者間で引越し費用にバラつきが出る理由は、何でしょうか?


それは、引越し費用を決定する因子が、たくさんあるからです。


引越し業者は、基本的にはその引越しにかかるコストを積み上げて見積もりを出します。


例えば、自社のトラックがある場所から運送エリアが遠ければ、

それだけコストがかかります。


たまたま大きな運送案件がある時期に引越しの申し込みがあれば、

人手やトラックがいつもより確保しにくいので、

高い見積もりを出して追加の案件を避けようとします。


他にも、自社が保有するトラックのサイズと家財の量との兼ね合い、

あまり運んだことのない特殊な家財の存在など、

たくさんの要因を踏まえて各業者は見積もりを出します。


もちろん、

こうした引越し費用のバラつきやすい性質を悪用して高額な引越し費用をふっかける業者もいて、

引越し費用の不透明性に拍車をかけています。


しかし、逆に考えれば、

業者間で引越し費用のバラつきがあるということは、

なるべく多くの業者の見積もりを比較することで、

費用を節約できるということです。


もともとが数万円単位でかかるものなので、

大きな損をしないようになるべく安く済む業者を選びたいところです。


どこの業者も、運送サービス自体には大差がない

いくら安いからといっても、

名前を聞いたこともない業者を使うことに不安を覚える方もいると思います。


しかし、今までいくつかの引越し業者を利用し、

日雇いのアルバイトで引越し業務をしたこともありますが、

業者間でサービスの内容に大差はない印象です。


そもそも、引越し業務自体が単純作業であり、

業者間の差異が生まれにくいサービスと言えます。


引越しの作業員には短期のアルバイトも多くいるので、

質の善し悪しの差が激しいです。


そのため、業者の善し悪しというより、

良い作業員に当たるかどうかが作業の質を決める部分が大きいです。


むしろ、個人経営の業者の方が、

慣れた社員だけで丁寧な作業をしてくれることもあります。


もちろん、

悪質な業者もいない訳ではないでしょうから、

事前にWeb上で評判を調べておくに超したことはありません。


テレビCMが多い有名業者は、避けたくなる

テレビCMを流しているような有名引越し業者ならば、

作業も丁寧で料金も良心的だろうと考える人は多くいるでしょう。


しかし、

私はむしろテレビCMを流しているような業者ほど避けたくなります。


例えば、フジテレビやTBSなどで関東一帯に15秒のCMを1回放送するだけで、

40〜75万円の広告料がかかるそうです。


CMを流すのにかかった費用は、

当然、引越し料金から回収しなければなりません。


引越し作業や運送に必要な費用は業者間で大差ないでしょうから、

引越し料金を高くするしかありません。


あるいは、価格競争が激しくて引越し料金を上げられない場合は、

どうするでしょうか?


一つの正解は、

人件費の安い日雇いのアルバイトをたくさん使うことです。


もちろん、

涙ぐましい努力で、サービスの質を下げずにコストカットを追求している業者も存在するのかもしれません。


しかし、

そこまでして超高額なテレビCMを打つ理由が理解できないので、

私はテレビCMの多い有名業者は、利用するのをためらいます。


引越し一括見積もりサイトとは

前置きが長くなりましたが、

ここからは、引越し一括見積もりサイトを使った引越し業者の選び方について考えていきます。


引越し一括見積もりサイトとは、

家財の情報、引越し日などを入力すると、

複数の引越し業者に、

一度に見積もりを依頼することができるWebサイトです。


要するに、

簡単に相見積もりが取れるサイトです。


通常であれば、

複数の業者から相見積もりを取るとなれば、

それぞれの引越し業者と個別に連絡を取り、

引越し条件を一々伝えなければなりません。


それでは、相見積もりを取れる数には限界があります。


引越し一括見積もりサイトは、

相見積もりを取って引越し費用を節約したいという欲求と、

なるべく手間をかけたくないという思いを両立する手段なのです。


引越し一括見積もりサイトの弊害

一方で、調べてみると、

引越し一括見積もりサイトを利用しない方がいいという声もあります。


その多くは、

引越し業者から営業電話がたくさんかかってくることへの不満です。


確かに、

私も日中に業者から電話がかかってくるのが嫌でした。


そのため、一括見積もりサイトに登録をする際に、

備考欄に「メールでのやりとりを希望します」と明記しました。


しかし、

それでも一部の業者からは日中にも関わらす、

営業目的と思われる電話がかかってきました。


引越し業者からの営業電話問題を回避する

一括見積もりサイトの恩恵を受けつつ、

引越し業者の営業電話を回避する方法はないでしょうか?


まず大前提として、

なるべく運営がちゃんとしているサイトを使うことです。


「ちゃんとしている」の定義は難しいですが、

価格.comやHOME’Sなど聞いたことのある運営主体がやっているサイトを使うことかなと思います。


運営に力があるほど、

見積もり先の引越し業者を選別、コントロールしている可能性が高く、

無遠慮な営業電話を受けるリスクは下がるはずです。


また、根本解決をするなら、

見積もりを登録するときに、

電話番号を入力しないのが良いかなと思います。


電話番号が必須入力になっている場合が多いですが、

そのときは“000-0000-0000”など明らかに存在しない電話番号を入れましょう。


電話番号が未入力であるせいで、

見積もりをくれない引越し業者もいるかもしれません。


しかし、

すべての業者がみすみす案件獲得の機会を逃すとも思えないので、

メールでのやりとりさえしっかりと行えば、

電話番号を入力しなくても問題ないです。


引越し当日の連絡のために、

業者が決まってから電話番号を教える必要が生じることもあるでしょうが、

見積もりを依頼するすべての業者に教える必要はないでしょう。


引越し手配の手順1:物を減らす

ここからは、

実際に私が引越しをしたときの経験を踏まえて、

楽に安く引越しをする手順について考えていきます。


まず、引越し前に、

家にある不要なものをなるべく多く捨てます。


第一に、運ぶものが少ないほど、

引越し費用が安くなります。


また、

荷物をダンボールに詰める作業も、

持ち物が少ない方が楽になります。


粗大ゴミを捨てる場合は、

回収の予約が必要なので、

余裕を持って計画を立てましょう。


引越し手配の手順2:運ぶ家財と日程を決める

引越し見積もりを依頼する場合に、

決めておきたいことが2つあります。


何をどのくらい運ぶかと、

いつ引越すかです。


一括見積もりサイトでも、

それらを入力するフォームがあります。


もちろん、

曖昧な情報で見積もりを貰うこと自体はできます。


しかし、

ここで正確な情報を伝えないと、

正確な見積もりを取ることはできません。


前述のように、

家財の量や作業の日程、時間帯が違えば、

引越しにかかるコストは変わります。


引越し業者からすれば、

その引越し作業にどのくらいのコストがかかるかわからなければ、

曖昧な見積もりしか出すことができません。


そして、

見積もり時に伝えた条件と実際の条件が違う場合、

引越しの当日になって、

予想外の追加料金が発生することがあります。


見積もりを取る前に、

なるべく正確に家財の量や引越し日、引越し可能時間帯を決めましょう。


引越し手配の手順3:引越しの相場観を掴む

条件によっては、

一括で見積もりをもらった業者のすべてが、

相場より高い金額を提示してくる可能性もゼロではありません。


そのため、

大まかな引越しの相場観を知っておく必要があります。


方法は、いくつかあります。


1つは、

引越し料金の相場を紹介するWebサイトを利用することです。


SUUMO価格.comあたりが、

情報が豊富で信頼できそうです。


また、

単身の引越しであれば、

ヤマト運輸グループの「単身引越サービス」を指標にするといいです。


簡単料金検索フォームというのが用意されており、

家財の量や引越し日などを入力すれば、

個人情報を送信することなく、

引越し料金がわかります。


一括見積もりの結果をヤマトの単身引越サービスで検索した見積もりと比較して、

ヤマトが一番安ければヤマトで引越しをすると決めておけば、

不当に高い引越し料金を取られることはなくなります。


なお、

ヤマトの単身引越サービスは宅急便と同様、

搬入日が翌日以降になるので、その点は注意が必要です。


引越し手配の手順4:一括見積もりサイトで見積もりを依頼する

いよいよ、

一括見積もりサイトで見積もりを依頼します。


まず、どのサイトを使うかを決めます。


「引越し 見積もりサイト」などと検索してみると、

たくさんのサイトがあることがわかります。


どのサイトも、

複数の引越し業者に見積もり依頼情報を送信するという仕組み自体に、

大差はないでしょう。


ここでは、

他の事業でも実績のある会社が運営しているサイトの方が信用できるとの予想のもと、

価格.com 引越しHOME’S 引越しSUUMO 引越し見積もりあたりから選びます。


私は株式会社カカクコムの運営する食べログが好きでよく使うので、

価格.comの引越しサイトを選びました。


使うサイトを選んだら、

ガイダンスに沿って見積もりに必要な情報を入力していきます。


注意点は、

・家財や引越し日程は、なるべく正確に入力する

・電話がかかってくるのが嫌なら、ダミーの電話番号を入力する

・備考欄に、「電話に出られないので、メールでやりとりしたい」旨を記載する

の3点です。


良心的な業者であれば、

空気を読んでメールで見積もりをくれます。


最後に、見積もりを出す対象の業者を複数選択することになります。


見積もりを出す業者が多いほど、個人情報の漏洩や悪用のリスクは高まりますが、

少ないほど、料金が安くなる確率を下げてしまいます。


5〜10社程度の幅で、

好みに合わせて決めてください。


私は、7社に見積もりを出しました。


引越し手配の手順5:引越しを依頼する業者を選ぶ

見積もりを依頼してから数日の間に、

各社からメールで見積もりが届きます。


訪問見積もりや電話見積もりしか受け付けない業者もありましたが、

私の場合は7社中、5社がメールで見積もり金額を教えてくれました。


各社の見積もりが出揃ったら、

一番安い業者の評判を調べます。


一括見積もりサイトには、

業者別の口コミを投稿できる機能がついていることが多く、

ある程度有名な業者であれば口コミを読むことができます。


口コミが見つからなければ、

「(業者名) 評判」などとGoogle検索します。


一般に、引越しで嫌な思いをした人の方が、口コミを書く動機付けが強いので、

口コミサイトには、批判的な口コミが多くなります。


その点を差し引いて評判を調べ、

特に大きな問題がなければ、なるべく安い業者に決めます。


引越し手配の手順6:業者と連絡を取る

業者を決めたら、

メールで業者と連絡を取ります。


ここで意識すべきは、

「料金を見積もり金額と同額で確定させる」

ということです。


見積もりがいかに安くても、

引越し当日になって「聞いていた条件と違うから追加料金がかかる」と言われれば、

意味がありません。


メールで、「見積もりと同じ金額であれば、利用します」ということをしっかりと伝え、

もし見積もりより金額が上がる条件があるのであれば、

事前にその条件が何かを業者に聞いて、情報を伝えます。


私の場合は、

引越し元の建物状況(エレベータの有無、トラック駐車場所の有無)によって料金が変わると言われたので、

事前にその情報をメールで伝えました。


メールで証拠を残しながらやりとりをすることで、

言った言わないのトラブルになることを避けることができます。


見積もり金額内で引越しできる確約が取れたら、

その業者に引越しを任せたい旨を伝え、契約に進みます。


その後は、

業者の指示に従いながら、当日の引越し作業を迎えます。


引越し費用で、数万円を節約できる

以上が、

私なりの引越し費用を節約する方法です。


最初に書いたように、引越し料金は、

業者のトラックがある住所、引越し元と引越し先の住所、時期、曜日、時間帯、家財の量など、

多くの要因によって金額が決まります。


また、引越し料金の決め方が不透明であるがゆえに、

高額な費用をふっかけられても、

適正価格がわからず支払ってしまう人が多くいます。


数万円単位のお金を無駄に支払わないためにも、

高額なコストをかけてCMを打っている有名業者に安易に決めてしまうのではなく、

複数業者に相見積もりを取って、

良心的な価格の業者を選びましょう。


そして、浮いた数万円で、

ワクワクする未来のために投資をすればいいんじゃないでしょうか。

↑ PAGE TOP

(スポンサーリンク)